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オンライン塾の開業費用はどれくらい?開業する際の注意点も解説

オンライン塾の開業資金について知りたい経営者の方も多いですよね。

塾をオンラインで開業する際に、一体どれくらいの資金がかかり、どんな注意点があるのが知っておく必要があります。

今回は、オンライン塾の開業資金について解説します。これから塾をオンラインで開業しようと検討している方はぜひ参考にしてみてください。 manabo_doc_download_banner.png

オンライン塾を開業する前に

manabo_saiyou-2.png そもそもオンライン塾とは、インターネットを活用しオンライン上で授業を行う塾のことです。

録画した授業を配信するのではなく、オンライン上でリアルタイムにやりとりができるのが特徴です。 どこでも授業ができ、オンライン上で完結することは便利ですが、生徒との関係性を築きにくいというデメリットがあります。

そのため、ただ授業を行うのではなく、生徒とコミュニケーションがとれる時間を作るなど工夫するとよいでしょう。 また、オンライン塾は全国の生徒をターゲットにできるため、集客の幅が広がります。

さらに一般的な塾と異なり場所を確保する必要がないため、コストを抑えて開業・経営できるメリットもありますが、その分経費の把握がしにくいため、きちんと資金を管理する必要があります。

オンライン塾の開業費用はどれくらい?

オンライン塾を開業するには、一体どれくらいの資金が必要なのか気になりますよね。

ここでは、オンライン塾の開業に必要な初期費用の相場をまとめました。 今回は、個人での開業とフランチャイズを利用する場合の2パターンをご紹介します。

個人開業の費用

個人でオンライン塾を開業する際に必要となる初期費用の相場は約10万円です。

ここには、インターネット環境や必要機器の費用も含まれます。 個人で開業するには、WordPressなどのサイトや既存のオンライン塾に特化したツールを使い、自分でサイトを構築します。

無料でサイト構築も可能ですが、セキュリティや機能、デザインの精度を考えると有料のものがおすすめです。 この場合、サーバー契約や有料ツール・デザインの使用料で、数千円~1万円/月程度ランニングコストがかかります。

費用をなるべく抑えたい場合は個人開業は最適でしょう。

フランチャイズの費用

フランチャイズの開業に必要な初期費用は、100~200万円程度が相場です。

フランチャイズとは、本部となる親企業にロイヤリティ(対価)を支払い加盟店となることです。 ノウハウを学べるため未経験者でも始めやすく、サポート体制が整っているので、運営に専念しやすいというメリットがあります。 さらに、広告などのPR活動は本部が行うため、高い集客効果が期待できます。

しかし、本部の運営方法に従う必要があり自由に経営できない点や、費用が高額な点がデメリットといえるでしょう。 開業資金を十分用意できるのであれば、選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。 manabo_doc_download_banner.png

オンライン塾を開業する際の注意点

オンライン塾を開業する際の注意点は、以下の通りです。

差別化ポイントをアピールする

オンライン塾を開業するうえで重要となるのが、強みや差別化できるポイントをしっかりとアピールすることです。

ネット上で数あるオンライン塾の中で自分の塾を選んでもらうには、他との差別化を図る必要があります。 そのためには、ターゲットを絞り生徒のニーズを正しく把握しましょう。

ターゲット層が広いと、特徴や強みがぼやけてしまい、自分の塾を選んでもらう決定打になりませんので、ターゲットを絞り、自分の塾にしかない強みを作りましょう。

初期費用をなるべく抑える

事業の初期段階で経費を最小限に抑えることが、長期的な経営の安定のためには不可欠です。

教室に関して、個人塾の場合は広くない物件契約や自分の家などを活用することで、毎月のコストを抑えることができます。 備品に関しては、新品のものだけでなく、中古でまだ使えそうなものを使うことも大事です。

集客や宣伝はHPも必要ですが、SNSを使うことで経費を削減できます。SNSは広告を出さなければ、基本的に無料で利用できるからです。

生徒不足の状態を避ける

オンライン塾開業の注意点として、継続的な生徒確保のための戦略的な取り組みが必要です。

地域のニーズや競合塾の動向を把握することで、効果的なマーケティングやサービス提供が可能です。 もう既に塾が溢れていて、塾に行っている子が多いエリアに開業しても難しいでしょう。また、最近の子がどのような塾に行くことが多いのか、どのような目的で言っているのかなども事前調査をしておきましょう。

最近の学生はSNSやYOUTUBEなどのコンテンツを普通に使っているので、その媒体を通じての広告は効果があるでしょう。

保護者の信頼を獲得する

保護者の信頼獲得は、生徒の定着率や新規生徒の獲得に直結します。

授業内容や料金体系を明確にし、親御さんとのコミュニケーションを大切にすることが大切です。そして、明確な成果を出すことで、親御さんからの評価や信頼が高まります。 そうすることで、口コミや評判がよくなり、兄弟や友達を紹介してくれるでしょう。

フランチャイズは加盟金が必要

フランチャイズ経営ですので、当然ながら加盟金を支払う必要があります。

加盟金の相場は100~300万円程度といわれています。このほかにも、保証金、研修費、月々のロイヤリティなど、まとまった金額の支払いが必要です。オンライン塾の運営に必要なノウハウや知名度などを利用できる点を考慮し、金額分の価値があるかどうかを判断しましょう。

また、フランチャイズ経営は加盟先のブランドを背負うことになるので、カリキュラムや教材は加盟先から指定されます。独自のカリキュラムを作ったり、価格変更を行ったりすることは基本的にできません。開業当初から完成したシステムを利用できると考えるか、加盟先に拘束されて自由にできないと考えるかは、経営者次第です。

個人塾のサポートはmanaboがおすすめ

オンラインの個人塾を運営する際には、質の高い教育サービスを提供することが成功のポイントです。

そのためには、塾開業の知識とノウハウの定着が非常に重要となります。

優秀な塾講師を採用するためにも、教科の専門知識、コュニケーション能力、教育への情熱など、多角的な視点から候補をしっかりと見極めましょう。

もし、個人塾を運営している場合には、塾講師だけの採用に限らず、プラットフォームの利用も検討してみてください。

manaboでは、24時間365日体制で生徒の質問に対応可能なサービスを提供しています。

塾講師の負担を軽減しつつ、生徒にとって最適な学習サポートを実現できます。

質の向上のためにも、ぜひmanaboをチェックしてみてください。

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